長く続く人気の漫画ゴルゴ13


劇画アクション作品ゴルゴ13


『ゴルゴ13』(ゴルゴサーティーン)は、さいとう・たかをの劇画アクション作品、及びその主人公である架空の人物の呼び名。

ゴルゴ13のあらすじ


超一流のスナイパー(狙撃手)「ゴルゴ13」ことデューク東郷の活躍及び活躍の元になった事件に関わる人たちを描く。 社会の裏側、あるいは裏と表の境界線上がゴルゴ13の活躍の舞台である。ストーリーの題材は、脚本家が多数に及ぶこともあって、非常に多岐にわたる。諜報戦に代表される国家間の暗闘、戦争・紛争、ゲリラ活動、テロリズム、麻薬組織など犯罪組織、企業活動、芸術・スポーツなど文化活動、歴史問題・地理問題、最新テクノロジー、ミステリー、自然災害なども題材となっている。

ゴルゴ13連載誌


1968年(昭和43年)11月(1969年1月号)から小学館「ビッグコミック」誌で連載が開始され、2009年現在も連載中である(本誌のほか、増刊号にも掲載される(増刊号で掲載の場合、全て1誌での読切形式となっている)。また同じく増刊となる「総集編」が年数回、13日の発売となっている)。単行本、文庫本はリイド社から発行されている。 ビッグコミック本誌での連載時には2回から3回でひとつの話が完結することが多く、2回か3回に分けられる場合、それぞれ「第○○○話 前編・(中編)・後編」と表記される(少数ながら、1誌の読切形式の話もある)。別冊以降の掲載時には、ひとつの話となるように再構成されている。 リイド社より発行の単行本は151巻、文庫本は122巻(2009年1月現在)になっている。収録内容も2008年10月現在リイド社のウェブサイトで説明されている。リイド社版とは別に、小学館からは『別冊ビッグコミック ゴルゴ13シリーズ』というB6判ペーパーバックの総集編が売り切り(雑誌扱い)で発売されており、163冊(2009年4月現在)を数える。

ゴルゴ13の歴史


大人向けの劇画作品を発表する場を求めていたさいとう・たかをは、ビッグコミックの創刊に『捜し屋はげ鷹登場』で参加。これに続けて、同年、ビッグコミック誌上に発表した作品が『ゴルゴ13』であった。 ビッグコミックでの連載開始当初、さいとうは『ゴルゴ13』を10話で終了させる予定だったという。殺し屋を主人公にしても、その殺しの手段を使い切ればネタ切れになってしまうだろうと考えていたらしい。実際に最終話のコマ割りは最後のシーンまで頭の中ででき上がっているという。なお、最終回の原稿を金庫の中にしまってあるという伝説もあるが、『ゴルゴ学』によれば実際にはまだ執筆はされていないことがさいとう本人によって明らかにされている。 「最終話は20代の頃に考えたため、当時考えたコマ割りまで全て鮮明に覚えている。最終話の内容は自分以外にキャップ(古くからのアシスタント)2人にしか教えていない」「最終回は使えない。この作品は僕の手から離れてみんなのものになっているので、勝手に終わらせられない。僕が死んだ後でも終わらなかったりして」とNHKラジオ「わが人生に乾杯」で語っている。 やがて、上に述べられたような、それまでの漫画・劇画の主人公としてはあまりに異質なキャラクターが登場する物語が評判を呼ぶ。特に「依頼者との約束は必ず守る」という信条と、そのための超一流の技量とを身に備えた男の中の男(として確立していった)ゴルゴ13の人気は高い。世界情勢や時事問題を巧みに取り込むことによって、冷戦終結で彼が活躍の場を失うのではないかといわれた危惧をも乗り越え、同誌上において40年超の間ただの一度も連載を休まないという快挙を成し遂げているうえ、増刊号にも掲載されている。 現在でも連載の始まった1970年代劇画のスタイルを踏襲しており、1ページ目に「超A級狙撃手(スナイパー)のスーパー・アクション!」のキャッチフレーズ(連載初期は“一匹狼の殺し屋を非情なタッチで描く快作!!”)、サブタイトルのタイポグラフィ、或いはあくまで数話読み切りのマンガでその集合体として「ゴルゴ13シリーズ」と呼んでいるなど、連載当初からの体裁を固守している。
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